「レンズを査定に出す前に、少しでも綺麗にしておきたい」
その一手間、実は大正解です。
査定士も人間ですので、綺麗に手入れされた機材を見ると「大切に使われていたんだな」と、自然とプラスアルファの評価をしたくなるものです。

このコラムでは、初心者でも失敗しない、レンズの正しい掃除方法をご紹介しますので、レンズを売る・売らないに関わらず、良い状態で保つためにも参考にどうぞ。
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目次
レンズをお手入れするのに準備するもの:プロも愛用する4種の神器
まずは、レンズを傷つけないための専用ツールを用意しましょう。
100円ショップの布やティッシュは、レンズ表面のコーティングを傷つける恐れがあるため厳禁です。
- ブロアー
-
ホコリを風で飛ばす必須アイテム
- レンズブラシ
-
隙間のゴミを優しく落とす
- レンズクリーナー(液)
-
油汚れ(指紋)を落とす
- レンズペーパー
-
仕上げの拭き取り用(またはマイクロファイバークロス)

レンズを良い状態で保つため、そして売るときも査定額UPのために、この4つのアイテムはそろえておきたいですね。
実践!査定額を上げるレンズのお手入れ「3ステップ」

いきなり布で拭くのは絶対にNGです!表面に硬い砂埃がついたまま拭くと、レンズに細かい「拭き傷」がつき、査定額がガクンと下がります。
レンズ面を下に向け、重力を利用して埃を下に落としましょう。

レンズの縁や、ズームリングの溝などは埃が溜まりやすい場所です。ここはブラシを使って優しく掃き出します。
鏡胴(ボディ部分)が綺麗だと、全体の印象がグッと良くなります。

指紋などの油汚れがある場合は、クリーナー液を少量つけたペーパーで拭き取ります。
中心から外側に向かって、「の」の字を描くように優しく回転させて拭きます。こうすることで、汚れを外側に逃がすことができます。
【重要】ヴィンテージレンズを扱う際の注意点


アエルカメラが特に得意とする「オールドレンズ(ヴィンテージ)」の清掃には、さらに注意が必要です。
- コーティングの剥げに注意
-
昔のレンズはコーティングが非常に柔らかく、強く拭くだけで剥がれてしまうことがあります。
古いレンズは、深追いせず「ブロアーで埃を飛ばす」程度に留めておくのが最も安全です。 - マウント部(接続部)をチェック
-
レンズの後ろ側、カメラとの接続部分の汚れも査定で見られます。
ここを清潔な布で軽く拭いておくだけでも、「管理が行き届いている」という評価に繋がります。
カメラ査定士として「ここだけはやめてほしい」こと


レンズのお手入れで良かれと思ってやったことが、逆効果になるケースがありますので、ここで注意点をお伝えします。
ゴム部分を白く変色させたり、プラスチックを痛めたりします。
必ずレンズ専用品を使ってください。
「カビを取ろうとして自分で分解した」……これは最大の減額対象です。
カビやクモリがあっても、そのままアエルカメラへお持ちください。
専門技術でカバーできるため、無理に触らない方が高く売れます。
綺麗なレンズは「信頼の証」です
清掃の目的は、単に見た目を良くすることだけではありません。
「私はこのレンズを大切に使ってきました」という、査定士に対する信頼のメッセージになります。

もし、「掃除が面倒」「どこまでやっていいか不安」という場合は、そのままの状態でお持ちいただいても全く問題ありません!アエルカメラでは、機材本来の価値を正視眼で鑑定いたします。
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